これは遼源炭鉱労働者墓地歴史展示館に保存されている万人坑の遺跡だ。（４月２３日撮）
【新華社長春4月26日】遼源炭鉱労働者墓地歴史展示館は、吉林省遼源市に位置し、敷地面積は６万平方メートル余りに上る。偽満州国を日本が統治していた時期に、日本の侵略者が遼源一帯の鉱山を「戦争で戦争を支援する」ための物資供給拠点及び「中国人で中国を統治する」ための強制収容所に変え、当地の炭鉱地帯にファシズム統治機関を設置した。日本の侵略者はまた、大量の石炭を略奪した同時に、６万人坑と「納骨所」７カ所、「火葬炉」１カ所を設けた。 １９６３年に遼源市の炭鉱労働者たちが遺骨を永久に保管する展示館と炭鉱労働者記念碑をこの地に設立した。遼源炭鉱労働者墓地歴史展示館は、２００５年に国家級愛国主義教育基地に確定され、２０１３年に全国重点文物保護機関に定められた。
