資料:「九一八」事変

2014-06-27 14:46:49
新華網日本語より

資料写真

 背景:1931年9月18日夜、中国東北に占拠している日本関東軍はある陰謀を画策した。彼らの鉄道「守備部隊」に瀋陽柳条湖付近の南満鉄道の線路を爆破させた上、中国軍に着せた。これは後に「柳条湖事件」と呼ばれている。そして、この爆破事件を口実とし、瀋陽に駐屯していた北大営の中国軍隊に攻撃を行った。当時の東北軍が「不抵抗政策」を実行していたため、北大営がその日の夜日本軍に占領され、瀋陽がその翌日占領された。その後、日本軍は遼寧、吉林と黒龍江の広き地域に侵攻し、僅か4ヶ月余りに128万平方キロメートル、日本国土の3.5倍に相当する中国東北地域が全部陥落し、3000万余りの国民が亡国の奴隷になってしまった。「九一八事変」は日本が中国、ひいてはアジアと太平洋地域への全面的武装侵略の序幕である。

 公祭:毎年の9月18日、瀋陽は「九一八事変」周年記念祭を挙げ、鐘と警笛を鳴らすようにしている。2013年の9月18日ではこの活動を東北三省に広げ、遼寧、吉林と黒龍江の三省が一緒に記念祭を挙げ、警報を鳴らした。また2013年から清明節の時、東北抗日義勇軍を記念するような活動をしている。

010090080030000000000000011100381334429991