多国の元首が第一次世界大戦100周年の記念式典に出席

2014-08-05 16:40:40
新華網日本語より

(国际)(2)比利时纪念一战百年

 【新華社ブリュッセル8月5日】フランスのオランド大統領、ドイツのガウク大統領、ベルギーのフィリップ国王を含む十数ヵ国の元首が、4日にベルギー東部の都市・リエージュで行われた第一次世界大戦勃発百周年の記念式典に出席し、第一次世界大戦の犠牲者を共に追悼し、平和を切望した。

  イギリスのケンブリッジ公爵ウィリアム王子夫妻、欧州委員会のバローゾ委員長ら30余国と国際機関の代表、60カ国近くのベルギー駐在の外交官がこの記念活動に参加した。

  ベルギーのフィリップ国王は挨拶の中で、今日戦争がもたらした苦しみを記念することは、より良い未来への建設に対して、たいへん必要なことだと述べた。フィリップ国王は「先祖が夢にみた平和、統一、民主の欧州は、私たちが今日正に擁しているのです。私たちはそれを大切にして、真の和解と共通の計画が恒久的な平和をもたらすという情報を世界へ向けて伝えてゆかねばなりません。」と語った。

  ドイツのガウク大統領は演説を発表し、ベルギー国民が二度の世界大戦を経験し、二度のドイツ軍の侵入に遭い、戦争の苦難を深く受けた後にも「和解」の手を差し伸べてくれたことに感謝した。ガウク大統領は、「第一次世界大戦の西欧での戦場は、ドイツ軍の中立国ベルギーへの侵入から始まっており、これは一度の正義の微塵もない侵略でした。」と語った。

  ガウク大統領は、ドイツ本土以外にも、ドイツ軍の民衆に対する態度や文化遺産への破壊がパニックを引き起こしたことを認めている。「二度の世界大戦が私たちに教えているのは苦しみや恐れです。私たちが真に教訓を取り入れることは、演説を通してだけではなく、今日と明日の行動の上でも表現されるでしょう。」とガウク大統領は語った。

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