中国国内外の専門家と学者が劉公島に集い、中日甲午戦争120周年を記念

2014-09-18 14:03:47
新華網日本語より

 【新華社済南9月18日】中日甲午戦争(日清戦争)を目撃した場所として、劉公島が再び世の人々の視線を引き寄せた。17日午前、「甲午戦争及び東アジアの歴史の変遷——甲午戦争120周年記念」をテーマとした国際学術シンポジウムが山東省威海で開幕した。

 120年前に勃発した中日甲午戦争は、日本が長年にわたって計画し、周到に戦術を練った侵略戦争だ。この戦争は最終的に清軍が惨敗し、北洋艦隊は全軍が消滅され、清政府は不平等条約の『馬関条約』(下関条約)への調印を迫られたことで終戦を迎えた。戦勝国の日本は、中国から巨額の悪銭を奪い取り、台湾とそのすべての附属島嶼および澎湖列島を割譲させたほか、白銀2億3千万両余りの賠償金を求めた。これは当時の日本の4年余りの財政収入に相等する。

 2日間のシンポジウムで、出席した専門家らは、甲午戦争の歴史的背景と要因、戦争前後の国際関係、馬関条約の交渉、東アジア制海権問題、中日海軍戦略、歴史人物の研究、戦争が中日関係及び東アジアの構図に及ぼした影響などの議題について討論を行った。 同学術会議は、中国社会科学院及び山東省人民政府が共同で主催し、中国大陸、香港、マカオ及び台湾地区、日本、韓国、シンガポールから150人余りの専門家と学者が出席した。

(新華網日本語)

 当社サイトのコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。

010090080030000000000000011100551336518081