南京大屠殺犠牲者国家公祭儀式は厳かに行った

2014-12-13 16:29:22
新華網日本語より

 【新華社北京12月13日】中国共産党中央委員会、中華人民共和国全国人民代表大会常務委員会、中華人民共和国国務院、中国人民政治協商会議全国委員会、中国共産党中央軍事委員会は13日午前、南京で南京大屠殺犠牲者国家公祭儀式を厳かに行った。習近平中共中央総書記、国家主席、中央軍事委員会主席が重要な講話を発表し、次のように強調した。昔からも、平和は人類のもっとも長き続く宿願である。平和が太陽のように暖かく、雨と露のように潤いである。太陽、雨と露があれば、万物がすくすくと成長できる。平和と安定があれば、人類が自分の夢をもっとよく実現できる。歴史は平和は勝ち取る必要があり、また擁護する必要があるのだとわれわれに教えた。人々が平和を大切にし、擁護し、戦争の悲惨な教訓を銘記してこそはじめて、平和の望みがある。

  張徳江中国共産党中央政治局常務委員、中華人民共和国全国人民代表大会常務委員会委員長が公祭儀式を主宰した。 

  習近平主席は講話で次のように表示した。今日、我々はここで厳かに南京大虐殺犠牲者の国家公祭儀式を行うのは、南京大虐殺でなくなった罪のない犠牲者、日本侵略者に殺害されたすべての犠牲者同胞を追懐し、中国人民抗日戦争の勝利のために命を捧げた革命の烈士と民族の英雄たちを追懐するためであり、中国人民が断固として平和発展の道を進む崇高な願望を表すためであり、中国人民が歴史をしっかりと心に刻み、過去を忘れず、平和を大切にし、未来を切り開く動揺しない立場に立つことを宣言する。

  習近平主席は次のように強調した。我々は南京大虐殺の犠牲者のために国家公祭儀式を行うのは、一人一人の善良な人たちの平和に対する憧れとしっかり守る意志を呼びかけるためであり、恨みを延長継続するためではない。中日両国の人民は世世代々友好を継続していき、歴史を鑑みとし、未来に向け、共に人類の平和に貢献すべきだ。

  習近平主席は次のように指摘した。今日の中国は既に人民の平和な生活を守れるほどの強靭な能力のある偉大な国家となっている。中華民族が人に侵略するままに任せられ、ありとあらゆる方法でいじめられる時代は既に過ぎ去り、二度と戻らない。現在、中国人民は意気軒昂で中国特色のある社会主義の道に沿って、「二つの百年」という奮闘の目標を実現するために、中華民族の偉大なる復興の中国夢を実現させるために奮闘している。中華民族の発展前景は比類のない明るい。 

  習近平主席は次のように強調した。今現在、中国人民も荘厳に国際社会に明らかに告げるのは、今日の中国は世界平和の断固としている提唱者であり、また有力な防衛者である。中国人民は人類の平和と発展という崇高な事業を揺るぎなく擁護し、誠意をもって各国人民と団結して、平和の持続、共同繁栄の世界を建設するために、協力し合って努力したいことである。

  公祭儀式が終わった後、習近平主席ら党と国家指導者、及び各界の代表が記念館の展覧会場に入り、「人類の大きな災禍ーー侵華日軍南京大屠殺史実展」を見学した。

  見学した後、習近平主席らは親切に儀式に参加した南京大虐殺の生存者代表と犠牲者の家族代表と会見した。

 (新華網日本語)

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