中央檔案館が日本戦犯、上坪鉄一の中国侵略罪行自供抜粋を公開

2014-08-09 16:32:25
新華網日本語より

 重要な罪は次の通り。

 1944年8月より1945年2月に亘る間、「鶏寧、平陽、東安地区に於いて部下分隊長に命じ、抗日地下工作員9名(氏名記憶せず)を検挙させ、厳重な拷問を以って取り調べの内、8名は特移扱いとしてハルビン特務機関を経て石井部隊に特移送らせた」。

 1944年9、10月の間、検挙した中国人(ソ連諜)1名を「特移扱いとして」、「ハルビン憲兵隊に移送させ、該隊が石井部隊に特移送させる。」「特移扱いは『防諜(思想)上の重大犯人にして、特に未来逆用の見込みなきものは、特移扱いとして憲兵隊司令官に申請し、司令官の許可及び移送命令に依りハルビン憲兵隊に送致す』、ハルビン憲兵隊により石井部隊に送致し、石井部隊にては細菌研究の実験に供するものになるとハルビン憲兵隊戦務課長より告知された。」

 1944年11月頃、勃利分隊に命じて、抗日地下工作員約90名を検挙し、1945年4月頃、「其の内10名(氏名記憶せず)は特移扱いとしてハルビン特務機関を経て石井部隊に特移送らせた」。

 1945年4月初、平陽分隊が検挙した抗日人員8名を「特移扱いとして、ハルビン特務機関を経て石井部隊に特移送らせた」。

 1945年5月、勃利分隊が検挙した抗日人員4名を「石井部隊に特移送らせた」。

 「以上私の鶏寧、東安隊長として検挙した中国人は誰も愛国抗日の積極的先進分子にして、私は彼達の大部分を石井部隊に特移送り、最も非人道的な細菌研究の実験に供した」。

 「私が鶏寧、東安憲兵隊長として部下憲兵に命じて抗日地下工作人員を検挙の上拷問を以って厳重たる取調べを実施させた者は、既報した者150名以上、内特移扱いとしてハルビン石井部隊に特移送らせた者44名、拷問致死2名である」。「報告し得ざる者も相当多数あることは確実である」。

(翻訳・編集/呉寒氷)

(新華網日本語)

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