「九一八」は警世の日 警報により警戒を高める
瀋陽での年に一度の警報を鳴らし、鐘をつく活動は、その人心を震撼させる感化力や、人心に深く入り込んだ凝集力、人に深く考えさせる影響力により、抗日戦争の記念活動の中でかなりの特色を備えた一環となった。
遼寧省社会科学院の吕超研究員はこのように語っている。「九一八」を記念するポイントは国の恥を忘れずに勇気を奮って前進し、責任感や緊迫感、危機感を強めることだ。「九一八」事変は日本による14年間もわたる中国侵略戦争の序幕を開き、不抵抗政策は国土を服従的に日本侵略者に譲り渡し、中華民族にとってこの上もない恥辱を招いた。警報や鐘はつまり注意の促しで、どんな時であっても、国の恥をしっかりと記憶し、平穏な状況下でも絶えず危機に対処する心構えをもってこそ、長期にわたり太平・安定できるのであり、歴史を忘れ、安逸(あんいつ)・怠惰にしていれば、同じ失敗を繰り返すだろう。
(新華網日本語)
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